如心斎 舟画賛 求渡無人自横舟
求めて渡る人影もなく ただ舟が横たわっている
出典は韋 應物の「行書・春潮帯雨晩来急 野渡無人舟自横」
「春潮雨を帯びて晩来急に 野渡人無く舟自ら横たわる」
「春の潮は雨を帯びて日暮れ頃から急に満ち 田舎の渡し場に人影もなく舟が横たわっている」
如心斎が 野渡→求渡 に変えて 田舎の渡し場 から 求めて渡る にし
詩の趣をかえています
韋 応物(い おうぶつ、736年 - 791年?)は、中国・唐(中唐)の詩人。京兆府杜陵県の出身