近衛信尹(三藐院)詩歌
商品説明
上章閹茂 (干支の異名 庚戌年) 慶長十五年のこと
たのもしな けふ来春の
はるたに又 春のくいいれ
年とおもへば
咲つくや 昨日の雪のはなの春
向曙焚香礼佛臺爐中残焔
悉帰灰一陽悸三三九日鋳出
庭前鉄樹海 花押
近衛信尹 書、和歌、連歌、絵画、音曲諸芸に優れた才能を示した。特に書道は青蓮院流を学び、更にこれを発展させて
一派を形成し、近衛流、または三藐院流と称される。薩摩に配流されてから、書流が変化した。本阿弥光悦、
松花堂昭乗と共に「寛永の三筆」と後世、能書を称えられた。
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