第492回 東茶会 2022-10-05 UP


 9月18日・19日、東京美術倶楽部に於きまして東茶会が開催されました。台風で空は荒れ模様ではありましたが、二日間で400人近くのお客様が参会されました。今回もコロナ感染対策として二日間に渡り行われました。
 

 
 濃茶席は、宮武雲中庵こと茶の湯文化研究家 宮武慶之氏。お席主が研究されている溝口家をテーマにした趣向で道具組みをされました。また、現在お住まいの京都から末富のお菓子をご持参いただき、贅沢なご馳走となりました。薄茶席は、宗徧流 青井宗恕氏が釜を懸けられました。「足元の悪い中、よくおいで下さいました。」と青井氏がお客様に対し感謝を述べられ、「敬老の日」ということで宗徧流 山田宗里家元夫人のお教室「名月会」の子供たちがお運びを担当し和やかな席となりました。

 
 点心は吉兆が担当し、彩り豊かな秋の美味を味わい、全国から参席された数寄者・茶の湯愛好者は楽しい一日を過ごしました。


■次回の東茶会のご案内
日時:令和4年11月4日・5日

済美庵(濃茶席)裏千家今日庵
花の間(薄茶席)櫻和会(櫻井宗幸氏)
点心 辻留

問合せ先:東茶会事務局 那須屋内 野口明嗣(090-8801-7048
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